最高の”洋楽ロック”とごく個人的な思い出
はじめに
ぼくの音楽との出会いはおそらく洋楽からだと思う。
父親は洋楽が好きな人間だった。
歌詞の意味がわかったことはほとんど無い。
ぼくが意味よりテンションや音を重視するのはこれが音楽の原風景としてあるからかもしれない。
このテキストは
①URL
②曲名
③演奏者/バンド名
と言う順番に無機質に文字がならんだリストの形で進んでいきます。
たまに、思うことがある曲には何かを書いてます。
まとまった秩序はつけませんでした。
もし良ければ、適当にスクロールしてクリックしてみたりしてください。
そうしているうちに、もし、あなたにとって大切な音楽が見つかったら、それに勝る喜びはありません。
さいこうの曲たち
https://youtu.be/l8WMGBuNaus
"Magical Mystery Tour"
おそらく、生まれて初めて聞いた音楽。
あのとき、22年前、1998年の東京郊外。走るビッグホーンの中でぼくはこれを聞いた。
"Green Garden"
Laura Mvula
毎日のように聞いていたJ-waveのラジオで毎日のように流れていた。
忘れられない曲。
何かの幸福を受け取っていた。
"sing swan song"
Can
最近聴いた曲。揺らめく感じが何故か何故か心地よい。
https://youtu.be/SECVGN4Bsgg
"Who can be mit"
Men At Work
生きてて初めてカッコいいと自覚した曲。いま、俺はカッコいいと思っている、とそう自覚した瞬間があった。
信長の野望をやっていた時だった。夏休みだったか日曜日だったか、とにかく休みの日だった。
https://youtu.be/KyQppQPCgMY
"Heart of mine"
Bibby Caldwell
忘れようにも忘れられない、R &Bの原風景になっているような曲。
https://youtu.be/CcGQhm9vJw0
"Believe it or not"
Joey Scarbury
https://youtu.be/Ll6LLGePYwM
"Part time lover"
Stievie Wonder
スティービー・ワンダーの豊かで愉快な曲。
豊かだなと思った。軽快だなと思った。
"Green, Green, Rocky Road"
dave van ronk
ブルースだと思った。ブルースはブルースとしてブルースだと思った。
この曲を聴いて思った。
https://youtu.be/Yc40EasXz18
"Almost Paradise"
Mike&Reno & Ann Wilson
父親のipodに入ってた。
洋楽好きの同級生と古い洋楽の話はできなかった。
彼はボブ・ディランが好きだったけどぼくがボブ・ディランを聴くようになるのは高校三年生くらいの時だからそのときはまだ知らない。
https://youtu.be/g5eXSPKHlso
"Heroin"
Lou Lied
世界で一番好きな曲、大事な曲それは何かと言われたら、日によってはこの曲と答えるかもしれない。
https://youtu.be/Daqp_wGdwhU
"Like A Roling Stone"
https://youtu.be/gxEPV4kolz0
"Piano Man"
カラオケで歌う。
ビリー・ジョエルは行く先々の大人の男たちが好きだった。
みんなどこか繊細だったんだと思う。
https://youtu.be/AYUdldNzLNA
"Kiss On My List"
Hall&oates
https://youtu.be/vsl3gBVO2k4
"Bohemian Rhapsody"
言うまでもなく素晴らしい曲。
なのだけれど、この曲名を自覚したのは最近だった。
高校生くらいの時だと思う。
これを初めて聴いたのはおそらくひどく、とても幼い時で、それもおそらくビッグホーンの中で聴いたのだ。
https://youtu.be/WOuI4OqJfQc
"Just the two of us"
Grover Washinton jr
"Have You Ever Been(To Electric Lady Land)"
https://youtu.be/XUjAC6hqeHI
"Atoll"
Nail Palm
信じられないくらい好き。信じられないくらいギターがうまい。
けどこの曲は、技術の問題ではない。
何が良いのか、何故良いのかわからない。全てと言ってしまえば無責任だけど。
しかし何故か良い。あまりにも良い。
https://youtu.be/BDpdaUG5vjE
"Full Session"
Nai Palm
ドレスコーズや、岡村靖幸のライブに並ぶくらい、クイーンのライブに並ぶくらい、いや、これらはそれぞれ絶対的なものであり、つまり絶対的なアーティストとして素晴らしいライブ。奇跡のような映像。
"Hard To Say I'm Sorry"
Chicago
https://youtu.be/_Son_p6sPeI
"Que sera sera"
"22(OVER S∞∞N)"
Bon Iver
高校三年生の卒業を前にした冬のある日、一月の音楽室で友人たちに、この曲がすごいんだって興奮気味に話した記憶がある。
衝撃だった。朝、学校へ向かう一時間半の電車の中で聴いたこのアルバムが、一瞬で、自分にとって大事だって分かった。
自分にとって大事なものはたぶん一瞬で出会って一瞬でわかる。
この年のグラミー賞はデヴィッド・ボウイが取った。このアルバムもノミネートされていた。その年にデヴィッド・ボウイは死んだ。
"Summer Colour"
"The girl I Hav'nt Met"
Kudasaibeats
ローファイヒップホップを初めて聴いたときの好きな曲。
ローファイな音声は好きで、この間書いたダニエル・ジョンストンもそういう音作りだけど、音楽は全然違う。
"Iambic 9 Poetry"
Squearepusher
エレクトロニックというのか。衝撃的な作品。
海辺の公園で聴いていた。夏にも合うし冬にも合う。
https://youtu.be/K3SezDMPpVM
"Heartbeat"
なぜかぐるぐる回る椅子で回転してる人のPVが印象的なこの作品はなんとなくディズニーランドに行くまでの道路を思い出させる。
ヤシの木がならんだ海岸沿いの道。
ここはどこだろうと思った。幼い時に行ったリゾートの記憶が浦安で思い出されたのだ。
https://youtu.be/zxNHJXpH9QM
"Bus in these streets"
Thundercat
地獄みたいなジャケットで夢みたいな音楽。
https://youtu.be/ppnrNTLYzl0
"Indian Summer"
Rasmus Faber feat. Frinda Sundemo
"Time To Pretend"
母を盗まれるという文章を昔、書いた。
そこに書いた少年と交わした数少ない会話の中に「MGMTは好きかい?」というのがある。
彼の返答は「そうでもない」だった。
https://youtu.be/FyYMzEplnfU
"Only Shallow"
"The end"
『オメガトライブ』という漫画で出てくる。
あの漫画は死にそうになるくらい良い漫画で、後に村上龍の『愛と幻想のファシズム』を読んだら同じような描写、同じようなストーリーが並んでいて、自分の好きなものも傾向がこうわかりやすく見えるのも面白い。
"Surf's Up"
https://youtu.be/4Zbnvh6I4k4
"Monkey Man"
The Roling Stones
ストーンズで一番好きな曲。
歌詞が一番好きなのは『悪魔を憐む歌』。
毛皮のマリーズのよく似たタイトルの(というかオマージュの)曲が好きだ。
"Peg"
"Slinky Thing"
"Return To"
#1Dads
https://youtu.be/isIABK-0ohQ
"The Wilhelm Scream"
James Blake
叫びは不協和で心に直接響くものだ。
ウィルヘルムというのは軍人の名前っぽい。
鉄兜とかそういうのが語源だった気がする。
軍人の叫びなのか。
ロックじゃない。これはジャズだ。
ビル・エヴァンスといえばワルツ・フォー・デビーなのだと思う。
けれどぼくはやっぱり、アリスが好きで、これはディズニーが影響しているのかもしれない。
始まりのDm7→G→CM7の進行が信じられない緩やかだ。
音楽が始まる瞬間の静けさは、何ものにも替えがたい。
"O trem azul"
Lo Borges
ポルトガルロック。
タイトルの訳は『青写真』らしい。
青い写真という意味なのか、それとも計画を立てるという意味で青写真という名前なのか、微妙だ。
(青写真とは19世紀に使われていた写真の印刷技術のことで、青く現像される写真のことを言うみたいです。
みたことあると思う。ググってみて。綺麗です。
普通に現像するより安かったので図面をコピーするために使われていて、そこから転じて設計図とか、計画を練ることに意味が変わっていったらしい。
この曲で言う「青写真」は、その青い写真そのものだと思う。)
ロー・ボルジェスという人はポルトガルの英雄的に人気なシンガーらしい。
全然知らなかった。何故知ったのかも覚えていない。
どちらにせよ大事な歌手で、大事な曲だ。
https://youtu.be/M5gjHFmi2Co
"John Wayne"
Cigarettes After Sex
"Goodbye to the circus"
Aqua
中学の卒業式の日に聞いた。
ぼくは中学生の時、なぜかわからないけどしあわせだった。理由もなく。
その幸せはたぶんサーカスだったんだと思う。
あの日にサーカスは終わって幸せも終わるんだって知ってた気がする。
だからこの曲は僕にとってすごいノスタルジーなんだけど、懐かしさと幸せはやっぱり今の僕にとっても大事なもので、つまりとても大事な曲です。
【暇つぶしまとめの記事】