ゲージュツ的しつけ

フェレットのしつけが書いたゲージツ的なしつけ術の数々。メール→fererere25@gmail.com

不要不急にオススメするテキストたち。

 こんにちは。今日も、「ゲージュツ的しつけ」にきてくれてありがとうございます。

 四月一日の切れ端だけが残ったこの時間、嘘をつく気にもならず、有益なことも言えず、ただ僕は不要不急にオススメできる面白いものだけは知っています。

 すべて素晴らしい文章たちです。あなたがこの文章と出会うきっかけになれたら嬉しいです。

 

『見知らぬものたちの愛すべきところを配慮することです。』

https://hapaxxxx.blogspot.com/2020/03/blog-post_30.html?m=1

『ウイルスの独白』

 ”LUNDIMATIN“というフランスの批評誌に掲載されたテキストの日本語訳?

言葉を尽くすよりも読んで欲しい文章です。

以下抜粋。

ニヒリズムに陥らないためには、自己に配慮しなければなりません。それから愛するものたちを配慮すること、見知らぬものたちの愛すべきところを配慮することです。』

『グローバリゼーション、コンクール、航空交通、予算限度額、選挙、スポーツ競技のスペクタクル、ディズニーランド、フィットネスジム、大多数の商取引、国民議会、兵舎のような学校、大規模集会、ほとんどの会社員、こうした酩酊した社会生活とはモナドのような大都市の不安に駆られた孤独の裏面でしかありません。それゆえ、ひとたび緊急事態宣言が発令されるや必要性も必然性もないものになります。』

 

『君が会場に居ること、それが一番大切なんだ。』
https://shuwatanabe.com/voice/damo-suzuki-interview-2014/

ダモ鈴木 2014 インタビュー』

 ポストパンク、アンビエントの始祖にして伝説のバンド「CAN」のヴォーカリストダモ鈴木のインタビュー。

 表現者としての衝動や考えが意外とわかりやすく語られていて面白い。この場に居たかったな。

以下抜粋。

『君が会場に居ること、それが一番大切なんだ。それが君の時間なわけさ。でも家でCDを聴いているだけだと、それは自分の経験にはならなよね。ライブだったら、座り込んで「つまらない演奏だなー」なんて言うこともあり得るけど、そんなのは問題じゃない。もしライブに行ったら、例えば、新しい友達ができるかもしれない。音楽だけじゃないんだよ。会場に来れば色んな経験ができるんだよ。それが君の人生なんだ。』

 

『DIGITALは分けて見てみるとDIGとITALに分けれる。』


http://www.0yenhouse.com/journal/archives/2004/05.html

坂口恭平 日記 2014年5月』

 若き日の坂口恭平の日記。

 五月の一日にさかのぼるには下までスクロールしなくてはいけないけど、その労力を使って余りある内容。

 言葉や生活に対する感覚がはっきり記されていてとても面白い。

 五月の半ばからはヨーロッパに本を売り込みにいく紀行文になる。2004年春の賑わうパリの出版業界を垣間見ることができて刺激的。オススメです。

以下抜粋

『最近はDigitalなものに対して新しい思いが出てくる。

友人はこう僕に言ってました。

「DIGITALは分けて見てみるとDIGとITALに分けれる。DIGはDIG IT!!!とか使うように(分かった!!)という意味。そしてITALは自然という意味。だから自然の秩序がわかる!!という意味なのではないかな。」

うーん。なるほど。』

 


https://wired.jp/2020/03/19/hints-for-the-futurist-chiba/

『いまあえて主張しないといけない。複数性とは「悪」である:これからの〈らしさ〉のゆくえ #1 千葉雅也』

 哲学者、千葉雅也のインタビュー。現代への論考。

 正しさを警戒しないといけない、複数性は悪であるから、というのが本当に刺さる。

以下抜粋。

『人間がほかの人間と違うこと、人間が分かたれていること、つながれないことによって話が通じないと苦しむこと──。これは「悪」ですよね。つまり、悪があるからこそ、人間は個人でいられるわけです。これはいまこそ主張しないといけないと思います。個人でいられるということと、悪の存在を積極的に肯定することは同じことなんです。』

 

https://www.redbullmusicacademy.jp/jp/radio/play-japan-nbsp-vol-21-damo-suzuki-koreless-emufucka

ダモ鈴木 インタビュー』

 こっちのインタビューも良かった。追記。

 

 

fererere25.hateblo.jp

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