ゲージュツ的しつけ

フェレットのしつけが書いたゲージツ的なしつけ術の数々。メール→fererere25@gmail.com

虫みたいな人間は退屈なだけだ。

 

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 言葉を書き続けないと、自分が自分でなくなってしまう気がする。なんとなく、危機感に駆られて、危機感だけに駆られてこれを書いている。

 こういう風にしたら長い文章が書けるとか、詩が書けるとか、音楽が書けるとか、そういうのはわからない。わからないなりに様々な方法論を追ってきた。

 もしくは、分析してきた。これを三回続けた後にこうなる、みたいな。リズムに根差したパターン解析だ。

 でもそういう方法論で作ったものには飽きてしまう。僕は何にだって飽きるけど、飽きが早い。

 僕は言うなら方法論ジャンキーだ。メソッドジャンキー。ヤンキーになれない。やり方を教えてもらってその通りに動く優等生だ。優等生だった。だったことにしたい。いつだって先生はボクを真面目だと言うけれど、先生、違いますボクは臆病なだけです。

 戦うのは空しい。嫌なものと戦うには、相手のことを知り、自分をその文脈の中で理解する必要がある。

 敵を知り、己を知れば百戦危からずってやつだ。

 でも今超ハイスピードな世の中で生きていくのに100戦じゃ全然足りない。一日にそのくらい戦ってる。知ったはずの敵も、己も、すぐに忘れて不安定になる。知識が足場だとすれば、それは毎日崩壊していく。

 戦いはどこで起こっているのか。

 戦いは自分の中で起こっている。

 戦いは情報と自分のせめぎ合いの中で起こっている。インターネットは情報を増幅させる。一つのハッシュタグが500万の情報を生む。500万の感情とぶつかる。そのボリューム感は、さすがに孫子と言えども考え付かなかっただろう。

 

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 「ここは地獄じゃありません 心の中が地獄です」

 アーバンギャルドは歌った。 

 僕の心の可愛い少女は黒いタイツを履いて、姿見に映った自分の姿を見ながらこの歌詞に胸をときめかせてる。

 中学生のころから、胸をときめかせてる。

 ボクは今超ハイスピードで大人になりつつある。

 世の中を受け入れられる気がしている。

 小6くらいから感じていた自分の発達の不全感が無くなろうとしている。

 斜に構えて冷笑的に見ていた世界と、なんとか折り合いをつけようとしている。

 理不尽なんて笑い飛ばして、今ある全てを楽しみ感謝するみたいな世界観に行こうとしている。

 それはいいことだ。絶対にいいことだ。

 なのになぜか分裂や衝突の危機を感じてる。

 何かをしたいけど、なんにもしたくない。

 今は言葉を書かないと自分が保てない。これで自分を確認している。自分の中の定点観測装置が崩れようとしてる。

 大企業に勤める人間なんて、ほんとうに羨ましくない。

 安定なんかしたくない。つまんない30代になりたくない。

 好きな人と好きな人の好きな人だけ幸せなら良い。

 でもきっと好きな人の好きな人を辿っていけば全世界70億にはすぐ到達するだろうだから誰でも幸せを願っているよ。

 犯罪者も、トランプ大統領も、黒川さんも。

 虫みたいな人はただ退屈なだけだ。

 退屈だけど楽なら良いなんて嘘だ。

 20代ででっかいこと言ってたやつが30代になって才能のなさに気付くなんて、悲しすぎる。

 結局のところこの社会規範から飛び出したいってずっと言ってる。

 希望系である限りは飛び出せてない。

 自ら考え、ためして、傷つかなきゃいけない。これは村上龍と、坂口恭平と、茂木健一郎が言ってた。

 傷つくのが怖い。リスクをとりたくない。

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 「最初の反応は大抵ひどい。人々がこれはなんだと喚きだす瞬間がチャレンジの始まりだ。」

 ピーター・ブルックはこう言う。俺はみんなから批判されるようになりたいんだろう。でも、誰からも批判なんてされたくない。

 何にもなりたくない。

 全ての人に愛されたい。