ゲージュツ的しつけ

フェレットのしつけが書いたゲージツ的なしつけ術の数々。メール→fererere25@gmail.com

接続を断つ

 インプットとアウトプットって言葉はあんまり自分の中で納得していないから使いたくないのだけれど、非常に便利な言葉で、何かを書くときには書く前の考えや感じたことやロジックがとても大事だと思うのだが、それを喚起するのは読書、音楽、観劇、自然、美術品などだから、僕はインプットをしたものをアウトプットしているのだと思う。

 機械のようなもので、燃料を投入するとアウトプットに向かうエンジンが動き出す。このエネルギーの無限生成(体ありきなので、本当のエネルギー源は食事と睡眠だけど)によって、僕は回っている。

 これはインプットとアウトプットをぐるぐるまわる回転で、ジョジョではないが黄金の回転。そう簡単には止まらない。外部から回転を乱されて止まることはあるだろうと思うけれど。僕は色々なものと繋がっている。だから自分の生活と、回転と繋がっている政治の荒廃には頭を悩ませている。

 ただ、政治はもはやこの黄金の回転のような持続可能なエネルギーを持っていないから、政治と自分の生活を重ねるのではなく、自分の中の内燃機関を回し続けることで生を作り上げていくことができるのではないかと画策している。

 自分の中の内燃機関が回り続ければ生活の中で創造を行うことができる、というか創造し続けることが生活になる。抽象的な話だけど僕はそう確信している。

 生活とはお金を稼ぐことではない。文字通りの意味なら生きて活動するということだ。生きて活動するのにお金は本来必要じゃない。しかしお金が必要であるというその地平線というか、世界観から完全に抜け出すことはできない。だから、自分の内燃機関の中から生まれた世界観や地平線をどうにか今のお金が必要な世界観と同じ程度に育て上げて、交易というか、価値の交換の中でお金を手に入れていくしかないように思う。もしくは、僕の世界観と交易したい人が、僕にとってお金を運んでくれる世界観の人かもしれない。これはちょっとした理想論だけど、内燃機関の燃え上がりをエネルギー源とした独自の世界観の構築、そこに自分の生活を、お金の支配する世界観から半身外れた場所から作り上げることができるはずだと思ってる。

 ツイッターの、感情が鬱陶しくて、全部ログアウトしてしまった。僕は行動がめちゃくちゃ極端だからこういうことをすぐにする。離れたくなったら離れる。価値がないと言ってるわけじゃない。僕はツイッターが大好きだ。依存症になるくらいに。でも、だからこそちょっとしんどくなってきたので少し別の世界観に跳ぼうと思ってるだけだ。いつか戻るのかもしれない。ヤバいことが起こりそうだったら教えてほしい。あなたがツイッターによって幸せになることも、願っている。ツイッター関係なくてもとにかく幸せになって欲しい。

 本をたくさん買った。良い時代だ。Amazonでなんでも注文できるし、古本屋は街にたくさんあっていくらでも良い本が安く手に入る。とりあえずここにある本を読めるところまで読んでいこうと思う。そしてブログは続けようと思う。僕は140字で何かを伝えられるほど器用じゃない。これだけ文字数を使ったって論旨がごちゃごちゃになってしまうのだから。でも、プルーストだって書いているうちに何千ページになってしまったし、現代にもし生きてたらツイッター苦手だったんじゃないかなって思う。過去の人間と自分を重ねるのは不毛だけど、過去の人間も僕も同じ人間で、感情の動きや考えることにそう違いはない。そう違いがない中で違っている部分こそが大事だ。ツイッターは違いを均してしまうような気がした。

 マーケティングにしても同じことだ。体系的に並んだものは理解しやすいがその自動化された考えの中で見えなくなっているものがあるように感じる。見えないものを見たい。そこに変化があるからだ。僕は140文字に帰依することは、今はできない。いつか上手になって戻ってくるけれど、今はとにかく接続過剰の世界をなんとか逃げ回り、繊細な心を守らないといけないと思った。だからこれはとてつもなく保守的な選択だ。僕はトランプとほとんど同じ思想だと思う。僕はやさしく、人道的だ。そう思っていることが、生きていく力になる。