ゲージュツ的しつけ

フェレットのしつけが書いたゲージツ的なしつけ術の数々。メール→fererere25@gmail.com

大いなる自己顕示欲よ、鎮まりたまえ

 「人の目を気にしないで行こう」

 昨日の僕の言葉である。なんて素晴らしいんだろう。自分でも思う。まるで神様みたいに全てから解き放たれていた。仙人だった。すごいな俺は。仙人にもなれる。でもそれは昨日の話。

 今日の僕は俗物そのもので、起きて真っ先にツイッターを開いた。仙人だったとは思えない行動だ。

 たくさんツイートしたから少しくらい反応あるかなと期待していた。反応はあった。とても嬉しかった。皆さまありがとうございます。

 だから、今日は何を書こうかなと考えた。

 でも、何も思い浮かばなかった。

 当たり前だと思う。人が何に反応するかなんて分からないのだから。答えのない問いをいくら繰り返してもやっぱり答えは出ないのだ。

 実際、反応を気にしなかったらいくらでも文章は書けると思う。

 「だけどそれって、独り言いってるのと同じじゃないかな?」

でも、 心の中の自分がこういう事を言ってくる。リトルフェレット。リトルフェレットと名付けようか。可愛い名前と裏腹に口うるさい嫌なヤツだ。

 「相手に何かを伝えようという気持ちが大事だよ」

 「まずは自分の知識をまとめて紹介しよう」

 「コンテンツ力を身につけてフォロワーをたくさん囲い込んでいいねを稼ごう」

 「いいねをして回ろうよ」

 「いろんなブログの読者になろう」

 「知ってもらおう、見てもらおう、それができなきゃ.......」

 ウワーーーーーーッ!!

 地獄だ。悪夢だ。自己顕示欲の洞穴だ。当然そこは行き止まりで何もない。何もないのに前に進み続けてる。リトルフェレットよ、お前は愚かだ。でもその声に従ってしまう僕の方がもっと愚かだ。

 そこから自由になる方法は一つだけあって、とりあえず書く事。自分の中にあるものをただ描写する。

 でもそれは伝わらない。でも、伝わらないと意味がないかというと、そんなこともない気がする。でも、でも、でも...。

 と、こんな具合で悩み続けてこの時間まで今日を生きてしまったのでとりあえず書きます。自己顕示欲を鎮めるには伝わらないものでも書いて発信するしかないから。

 僕の自己顕示欲は、ひとまずは発信することでおさまってくれるみたいだ。露出狂みたいなヤツだ。人に見られるのが気持ちいいんだ。リトルフェレット、あいつはちょっと歪んじゃっただけ。だから、そんな彼のためにも何かしら作り続けようと思うよ。

 荒れ狂う神のような、我が自己顕示欲よ、鎮まりたまえ。