ゲージュツ的しつけ

フェレットのしつけが書いたゲージツ的なしつけ術の数々。メール→fererere25@gmail.com

話が面白い人の書くものって面白いよね。

語り口にパッションの宿っている人は書くものにも宿っていく。 語り口が面白い人は、そのまま本を出せる、逆に、語り口のつまらない人は本なんて書けないと、どこかで編集者が言っていたのを聞いた。 聞いたんだと思う。自分で思い込んだのかもしれないが、…

人にできるだけ期待をしてもらおう!

期待はできるだけしてもらった方がいい。 なぜならその方が見ている人にとって面白いからだ。見ている人が面白ければ、自分にもまたメリットが来る。 今日はこの、「期待」について考えてみようと思う。 期待をかけさせる、期待させる、というのは相手を可能…

虫みたいな人間は退屈なだけだ。

www.youtube.com 言葉を書き続けないと、自分が自分でなくなってしまう気がする。なんとなく、危機感に駆られて、危機感だけに駆られてこれを書いている。 こういう風にしたら長い文章が書けるとか、詩が書けるとか、音楽が書けるとか、そういうのはわからな…

曽我部恵一を中心に、志磨遼平や椎名林檎の人間じゃない感じについて書いた記事

www.youtube.com 数ヶ月前に発売されたサニーデイ・サービスの新譜『いいね!』を久しぶりに通して聞いてみた。 サニーデイ・サービスのフロントマン「曽我部恵一」は毎年のように二十曲入りのフルアルバムをリリースして毎年歌も演奏も販売戦略も良くなって…

分けて、決めて、配置することーー永井 希 著『積読こそ完全な読書術である』を読んで。

www.google.co.jp 永田希著『積読こそ完全な読書術である』を読んだ。 僕は一昨日、これを読みながら寝ずに本の配置をしなおした。 とても面白かった。簡単に言えば、現代社会の情報過多への抵抗の仕方について書かれた本だ。 現代人は、あらゆるメディアで…

煩悩のひと

「空(ソラ)とはなんでしょう?」 という問いかけに見えた。お昼の眠りから覚めた僕の目に入ってきたスマートフォンのホームページのタイトル。 ほんとうは「空(クウ)とはなんでしょう?」というページだった。空(クウ)とは仏教の用語のことだ。 クウソクゼシ…

柴田ヨクサル『エアマスター』 第三巻 178ページ 一コマ目を見て眠れないはなし

「あれは一目ボレの超強力版だったな......」 「0.1秒ごとに好きになっていくカンジでさ...」 「3秒後には この世のこの時代に生まれてきてよかと思った...」 「この娘(コ)に会えたんだからなって」 (出典元:柴田ヨクサル『エアマスター』二巻 第14話 ジェッ…

記憶の中の深い海

ぼくはある部分はとても成長していて、ある部分は非常に幼い。 始めたばかりなのに上手くいくこともあれば、いつまで経ってもできないことがある。 多くの人がそうであるように、ある時は優しく寛容で、慈悲深い。ある時は怒り、悲しみ、絶望する。 基本的…

ブログ100日更新できました!おめでとうございますありがとうございます。

1. 2.これから何するか 3.浮き沈み、躁鬱大学、トートロジー 1. ブログを始めて100日が過ぎた。 ぼくはとりあえず100日間何かしらの文章を書いてみるのを目標にブログを始めた。 一日に一記事書いて百記事になる、という単純な計算だ。 途中で長く更新を途絶…

最高の”洋楽ロック”とごく個人的な思い出

はじめに さいこうの曲たち はじめに ぼくの音楽との出会いはおそらく洋楽からだと思う。 父親は洋楽が好きな人間だった。 具体的にいうと、ビートルズとクイーンとビリー・ジョエル。 歌詞の意味がわかったことはほとんど無い。 ぼくが意味よりテンションや…

最高の”邦楽ロック”(ぼくが知るかぎり)

はじめに 最高の曲たち はじめに 今まで聴いた中で最高の音楽を挙げてみました。 ここに集めた曲たちは全てぼくの人生において大切な曲です。 兄が部屋でかけていた曲、父に貰ったipodに入っていた曲、友達に勧められた曲、本で読んで聞いてみた曲、そんなふ…

君はこころの中を感じることができる。

https://youtu.be/2pYgt9OzNI8『Freedom Fighter』#1Dads ユー・キャン・フィーリング・インサイド。とスマートフォンの中で外国人が歌ってる。 君は心の中を感じられる。 深いところを感じられる。口笛の音が聞こえている。音楽は心地いい。 音楽の本質は、…

同じではない

実感がともなうものを書きたいし、実感がともなう歌を歌いたい。時間に追われるのではなく、誰かに言われたのでもなく。 自分の中にある情報を組み立てて書くのが村上龍の小説の書き方らしい。頭の中にある無数のひきだしに入ってる小さなマテリアルーーたと…

身体的な基礎疾患と経済的な基礎疾患

疫病が流行している。基礎疾患を持っている人が重症化しやすいのだという。 さっき、自分の過去の喘息の記憶を思い出しながら、年金機構のネット登録を行なっていた。 呼吸器と消化器があまり強くない。多臓器不全でもし、自分が死んでしまうとしたらまず呼…

身体に重なるすべての時間と、タネを撒く人

終わった幸福もいつだって思い出せるし、いつだってまた感じることができる。幼年期の幸福な時間を、思春期の何故かわからない全能感を。ぼくらの身体か脳か筋肉か魂が覚えていて、いつだってまた感じることができる。 それは終わった幸福だけど終わった幸福…

ダニエル・ジョンストン。死んだ歌手。ピュアな絶対性。

何が面白いんだか全然わからないけど面白いものがたくさんあって、小説とか、音楽にも多い。 アウトサイダー・アーティストと呼ばれる人たちがいて、彼らはどこから見てアウトサイダーなのかというとこの健常者社会においてアウトサイダーなのでありつまり彼…

仏教とエクストリームスポーツと羽生善治。必殺技!無我の境地について

https://twitter.com/masayachiba/status/1254266546706210816?s=21 人文的な書き物や文学において全てを説明しようとしている文章が軽く見られるのは、俺が俺がという自意識過剰で、エゴイスティックだからである。理数系の文章が全面的な明晰さを目指して…

言葉と身体かんかく

アフリカ人の踊りを見ていると、そこに言葉はなく、なんらかの伝達作用はあるけど言語としての理解じゃなくてスッと感情が伝わったりする。もしくは何かの感情を呼び起こしたりする。 そうした経験は誰にでもあるはずで、この音楽を聴いていると、言葉がない…

ひどく空虚な風見鶏

言葉とは、言葉だけでは、小さく語られた夢の断片でしかない。 この比喩の上では、書きたいこととは、夢そのものに相当する。書かれた言葉とは、語られた夢の断片だ。 読者はそれを読み解いて夢のおおきな世界とか空間とか雰囲気とか、そういったものを拡大…

実験動物の妄想についての1000文字レポート

一人だけ取り残されたような気持ちがしている。時の流れは早く、それはぼくの思考よりずっと早い。ぼくの成長よりずっと早い。 本を読んでいると、その本について色々解説とかが書いてあったりする。友人と話したり、ネットで検索すれば様々な感想が返ってく…

切れ端

しゃんしゃんと鈴の音がして、境内に隠れていたぼくはどうしてもその音の正体が見たくなったので、神社の床を支える石段をよじ登って、廊下の方まで行った。 鈴を、ぼくはもうしばらく見ていない。いろんな鉱物は、例えば銅や鉄はいまでは戦闘機をつくるため…

レコードと読書とプロセスチーズ

書いた文章をコピーしてはてなブログの『記事を書く』ってとこにペーストしようとしたら誤ってすべて消してしまったので、元の文章につけるはずだったタイトルをつけて別の文章を書きました。 以下、タイトルとは全く関係ないですがいつもどおり意味不明のや…

ブッディスト・シンラン

何をやるべきかわからないと言いつつ、常に何かをやっている。 やっぱり考えることに意味なんかないんだ。というか、考えないで出てきたものにこそ価値があるんだ。 だから、出来るだけ考えないでつくる。物を作る時は。お金を稼いだり、スケッチしたりする…

会話 人称の移動 融合(カメラとか因数分解とかによせての)

鳥の羽がビルの間をななめに傾かせて通っていくのを見た。ふっくらとした体の年老いた鳩がぼくの足下で草を突っついている。何の気なしに言葉をつぶやく君の声をぼくは聞いた。正確には音を聞いた。音に意味が伴わなければ声じゃない気がする。ぼくは音の方…

煙は

便所からタバコの煙が灰色に上がって、チェーン店の大衆酒場の光に照らされて、また街灯の光に照らされて霧のように空へ飛んでいくのを僕はじっと見ていた。 もう店内では吸えない。 タバコは彼のものじゃなく、僕のものでもない。僕はタバコを吸わない。も…

生きてるみたいに

文庫本をめくる左手の抱える紙の束が薄くなっていくにつれて僕は興奮していった。自分の喜びが目的の達成ーーしかも、物理的な目的、ただただ読み終えるというその一点のみに集中している事実が、なんとも悲しい。 きっとこの文章の束を読んで何か得たり、何…

物語へ、あい

音楽ではーー。思考を放棄できない。動物のように書きたいわけでもない。人間の言葉の意味が頭に入ってくるのを拒んでしまうこの精神は、だからこそ外国のカフェの雑音とかを求めた。 現代は好きな音が聴ける時代だ。表層的な意識が持ち上がってきたから考え…

終結しないこと、無意味さ。

夕暮れとか、砂漠の始まりとか、どうしてもたどり着かないもの。決してたどり着かないところへ向かってずっと歩き続けているひとがいる。 虹の根元へ行こうと思った理由を彼はこう話した。「行かないと鬱になって死んじゃうからです。」 でも、虹の根本なん…

おうだんほどう

駅の階段を降りて、目の前に大きな通りがある。横断歩道は5メートルくらいの横幅があって、ずらーっと人が一列になっているから、昼の時間の駅前は混むのだと分かった。 今日はよく晴れていた。僕はイメージを膨らませながら歩いた。人々が何かざわめきを発…

ハトを触らないし殺さない。

葛西に戻ってあの河川敷の葉っぱの匂いを嗅いでくればいいかと思った。 幻覚、幻聴と同じように幻臭というのもあるらしい。あるいは、記憶のなかにある匂いが急になにかの誤作動で立ち上がってくる 。 それはだいたい忘れがたい記憶で、幼い時のものだ。 幼…