ゲージュツ的しつけ

フェレットのしつけが書いたゲージツ的なしつけ術の数々。メール→fererere25@gmail.com

思考スケッチ

このブログを読んでる人は死なないで欲しい

このまま死んでもいいくらい幸せな夜も、死にたいと思った夜も、明けてしまえば次の日があって、生活は続いていく。そう簡単には死ねない。 その事実がぼくを救ってる。死ぬのは良くないよ。どうして良くないかなんて、誰も知らないけど。 今日死んでもいい…

社会の役に立てない

電車のなかで、神さま、ぜんぶあなたのおかげです、って詩を聞いた。https://youtu.be/mBeNpz0nMPs 僕はその詩をすごくいいと思った。 電車に乗るぼくたちは、絶対的に孤独である。何百人と集まって、一つの電車に閉じ込められて、誰とでも近くにいるのに、…

現代的な筆の取り方のススメ

無理やりからだを起こして、午前10時のぼくはデカダンスにもなれないままでいる。お腹がすくけど、何か書けそうな気がして、現代的に筆をとりました。ぼくはとても現代的だから、スマホでこれを書いてる。タバコの匂いもドラッグもトリップもない午前の世界…

幼児の記憶を書く

書くことがないなどと思っていたのだけど、書けばいいんだ。幼い頃のことを。自分の幼児だった時を想わない詩人はいないと、『人間の建設』という本の中に書いてあった。ぼくは詩人じゃないから、幼児のことは特に思い出さなかったけど、古い記憶はある。 い…

余剰思考のぷろろーぐ

きっと言葉にしなかったからだろう。 ぼくの疲れも、存在のくるしさみたいなのも。 たとえば「いちごドア未満」という言葉をつくって、世界に放出したら。 言葉は形を求めるかもしれない。 宇宙の果てから流れついた、さみしい物体エックスみたいに。 それは…

言葉の外へ

自分の本体を言葉だと思ってしまうときがある。言葉で捉えられる自分が自分なのだ、という感じだ。こういう名前で、こういう特徴があって、こういう職業で...。でも、それはあくまで言葉であって、自分ではない。 言葉にしてしまうと、自分というものはいく…

秩序が崩壊していく!?ひまわりとたいようについて

ひまわりが太陽に似ている。 この世界には宇宙というのがあり、ぼくらがいる地球というのもそのなかに浮かんでる星と呼ばれる物質の集合体のひとつ、ということになっている。ぼくらが昔そうやって分類した。 太陽もまた宇宙をただよう星のひとつらしい。そ…

たったの三日もあれば世界は変わるけど、世界が変わったことにはだれひとり気づかない

2020 7/6 朝起きると、8:00くらいだったのを覚えている。昨日はたくさん歩き、たくさん食べてから催眠誘導を聞いて、解催眠を聞かずにそのまま寝ついたのでずいぶんと深く眠ることができた。睡眠時間は少ないもののすっきりと目覚めることができて、僕はど…

大きな文字で書こう。「しちがつようかはやすみのひ」

何を書くべきかはわからない。べき、なんてものはない。「そもそも書くという行為自体が必要のないことなんだから。」そう言いながらぼくはベッドから身体を持ち上げている。 きみはもしかすると、「必要とかそういうことじゃないでしょ、書くってことは...…

水星は、みかづき町に擬態する

2020 6/29 何時に目が覚めたか覚えていない。昨日は眠れなくて、4:30ごろに寝ついたように記憶している。 二限の後半にレッスンがあるので、9:00には駅に行かなくてはいけない。7:30に起きようとして、7:45に起きる。朝の15分は大きい。この大きいって言葉は…

共感と暴力と、小説の会話 保坂和志『小説の自由』を読んで。

「なんで川?」 「海だとちょっとかっこよすぎるでしょ。かっこよすぎて、かっこわるすぎでしょ」 「どっちにしても水なんだ」 「いや、そういうわけでも」 という会話が出てきて、うまい。というか、しっかりしている。最近、若い人同士の会話を多用する小…

自己カウンセリング症例①:どうしていいかわからず不安

「自己カウンセリングというのをやってみようと思う。」 「うん。そうなんだ。」 「だれも聞いてくれないなら、自分でやるしかない。」 「そうだね。聞いてくれないの?」 「そう。だれも聞いてくれない。」 「そうなんだ。しんどいね。」 「うん。だから、…

文字におぼれて、間違いをおそれる。

頭の中に文字が生まれていく。無限に文字が生まれて、頭の中で誰かが音読している。だからぼくは思考が音声として流れていく。音声言語タイプと言うらしい。 生まれた文字は時間の流れの中で次々と流れていき、消えていく。 「ゆく川の流れは絶えずして、し…

文章の中を満たす「私」の濃度。

濃度の濃いものは身体にこたえる。 塩も醤油もかけすぎるとダメだし、味噌は濃度が濃すぎると溶けない。 料理たとえをしてしまったけど、文章もまた料理と同じように複数の素材や味から構成されているはずで、その中でも「わたし」の濃度が濃すぎると、面白…

読み終わりに日の暮れる

小説を読むと、死というのを意識する。いま、これを読んでいるこの瞬間にも次々と時間が経過して、死に近づいている、感じがする。 それはたぶん、読み終わりを意識しているからだろう。読み終わるまで何ページというのが、左手に乗っかっている本の厚みでわ…

いまここじゃない世界に触れるとき、いまここにいるぼくはどこへ行くんだろう。

小説を読むときの、僕とはいったい誰なんだろう。小説を読むとき、とても心細くなる。これはどうしてだろうか。お芝居を見るときや、はじめての音楽を聴く時も同じような気持ちになるけど、小説の場合はひとしおだ。心許ないような気持ち。 小説の主人公にな…

「文語」と「口語」の違いについて1時間くらいかけて考えてみた。

文語と口語の違いがわからない。たぶんこのブログは文語で書かれているはずだ。そうだと思う。「〜である、〜だ、口調が文語です。」と遠い昔に習った気がするからきっとそうだ。 最初の文の「わからない」を「わかんない」としてしまえばこれは口語だろうと…

話が面白い人の書くものって面白いよね。

語り口にパッションの宿っている人は書くものにも宿っていく。 語り口が面白い人は、そのまま本を出せる、逆に、語り口のつまらない人は本なんて書けないと、どこかで編集者が言っていたのを聞いた。 聞いたんだと思う。自分で思い込んだのかもしれないが、…

人にできるだけ期待をしてもらおう!

期待はできるだけしてもらった方がいい。 なぜならその方が見ている人にとって面白いからだ。見ている人が面白ければ、自分にもまたメリットが来る。 今日はこの、「期待」について考えてみようと思う。 期待をかけさせる、期待させる、というのは相手を可能…

虫みたいな人間は退屈なだけだ。

www.youtube.com 言葉を書き続けないと、自分が自分でなくなってしまう気がする。なんとなく、危機感に駆られて、危機感だけに駆られてこれを書いている。 こういう風にしたら長い文章が書けるとか、詩が書けるとか、音楽が書けるとか、そういうのはわからな…

曽我部恵一を中心に、志磨遼平や椎名林檎の人間じゃない感じについて書いた記事

www.youtube.com 数ヶ月前に発売されたサニーデイ・サービスの新譜『いいね!』を久しぶりに通して聞いてみた。 サニーデイ・サービスのフロントマン「曽我部恵一」は毎年のように二十曲入りのフルアルバムをリリースして毎年歌も演奏も販売戦略も良くなって…

煩悩のひと

「空(ソラ)とはなんでしょう?」 という問いかけに見えた。お昼の眠りから覚めた僕の目に入ってきたスマートフォンのホームページのタイトル。 ほんとうは「空(クウ)とはなんでしょう?」というページだった。空(クウ)とは仏教の用語のことだ。 クウソクゼシ…

記憶の中の深い海

ぼくはある部分はとても成長していて、ある部分は非常に幼い。 始めたばかりなのに上手くいくこともあれば、いつまで経ってもできないことがある。 多くの人がそうであるように、ある時は優しく寛容で、慈悲深い。ある時は怒り、悲しみ、絶望する。 基本的…

ブログ100日更新できました!おめでとうございますありがとうございます。

1. 2.これから何するか 3.浮き沈み、躁鬱大学、トートロジー 1. ブログを始めて100日が過ぎた。 ぼくはとりあえず100日間何かしらの文章を書いてみるのを目標にブログを始めた。 一日に一記事書いて百記事になる、という単純な計算だ。 途中で長く更新を途絶…

君はこころの中を感じることができる。

https://youtu.be/2pYgt9OzNI8『Freedom Fighter』#1Dads ユー・キャン・フィーリング・インサイド。とスマートフォンの中で外国人が歌ってる。 君は心の中を感じられる。 深いところを感じられる。口笛の音が聞こえている。音楽は心地いい。 音楽の本質は、…

同じではない

実感がともなうものを書きたいし、実感がともなう歌を歌いたい。時間に追われるのではなく、誰かに言われたのでもなく。 自分の中にある情報を組み立てて書くのが村上龍の小説の書き方らしい。頭の中にある無数のひきだしに入ってる小さなマテリアルーーたと…

身体的な基礎疾患と経済的な基礎疾患

疫病が流行している。基礎疾患を持っている人が重症化しやすいのだという。 さっき、自分の過去の喘息の記憶を思い出しながら、年金機構のネット登録を行なっていた。 呼吸器と消化器があまり強くない。多臓器不全でもし、自分が死んでしまうとしたらまず呼…

身体に重なるすべての時間と、タネを撒く人

終わった幸福もいつだって思い出せるし、いつだってまた感じることができる。幼年期の幸福な時間を、思春期の何故かわからない全能感を。ぼくらの身体か脳か筋肉か魂が覚えていて、いつだってまた感じることができる。 それは終わった幸福だけど終わった幸福…

仏教とエクストリームスポーツと羽生善治。必殺技!無我の境地について

https://twitter.com/masayachiba/status/1254266546706210816?s=21 人文的な書き物や文学において全てを説明しようとしている文章が軽く見られるのは、俺が俺がという自意識過剰で、エゴイスティックだからである。理数系の文章が全面的な明晰さを目指して…

言葉と身体かんかく

アフリカ人の踊りを見ていると、そこに言葉はなく、なんらかの伝達作用はあるけど言語としての理解じゃなくてスッと感情が伝わったりする。もしくは何かの感情を呼び起こしたりする。 そうした経験は誰にでもあるはずで、この音楽を聴いていると、言葉がない…